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湿原と気候
釧路地方は亜寒帯気候に属する北海道の中でも、年平均気温5.5℃前後と日本で最も寒冷な地域です。 また、太平洋に面するその立地条件や、海流、 気団が絡み、海霧の発生が非常に多いことでも知られています。 その発生日数は年間100日に達します。 この冷涼多湿な気候は、キタサンショウウオなどの氷河期からの遺存種を多数含む特異な生物層を湿原にはぐくんできた大きな要因の1つです。
上記のグラフは釧路の気候データ(気温、霧発生日数、降水量、及び降雪量)について札幌、東京と比較したものです。1年を通してその気温が低い こと、また霧発生日数が多いことがよくわかります。
加えて、稲作には不向きな非常に冷涼な気温は、釧路湿原を比較的自然のままの姿で現在に残してきた要因の一つです。 比較的暖かい石狩地方には過去には広大な泥炭湿地が存在していましたが、水田開発の民意の下、大正初頭からの数10年の間に湿地はほぼ消滅してしまいました。
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