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釧路湿原を含む根釧台地は、現在、生乳、乳製品の生産を中心に国内の主要生産基地の一端を担っています. この大規模な草地酪農専業地域として の発展は昭和30年代にはじまり、湿原周辺の農地化もそれとともに大規模に進められてきました. 湿地周辺の農地化により造成された農地面積が約13,000ha。平成12年次の釧路川流域5市町村全耕作地面積が約44,000haであることを考えると、造成の規模がいかに大きいものか分かります。
釧路湿原流域地域の1970年(左)と2000年(右)の耕作地の分布の比較です。 耕作地がより広範囲に広がっていく様子が確認できます。
しかし近年においては造成農地の管理の経費高や、後継ぎがいない高齢農家等により耕作が放棄されることが目立つようになってきました。管理の されていない荒廃農地は、湿原域への土砂流入源となることが指摘されており、何らかの対策が求められます。
上のグラフは流域5市町村の耕作地面積の変遷を示しています。 いずれの市町村においても、耕作地面積は80年後半までは増加、そしてそれ以降は 増加もしくは同程度の耕作面積を維持しています。
下のグラフは耕作が放棄されてしまった農地の面積の変遷を示しています. 70〜80-年代に比べ放棄される速度は遅くなっていますが、それでも確実に放棄された農地は増えていっています。
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