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湿原の広さ…日本の湿原の殆どは北海道に存在する
86% 湿原の広さは、国土地理院の調査によると平成12年現在、全国で820.97km2であり、北海道の湿原面積は、708.67km2となっています。湿原の殆ど(86%)が北海道に存在しています。一方大正時代までさかのぼると、湿原の面積は、全国で2110.62km2、北海道で1771.99km2となっており、昔も今も湿原の殆どが北海道に存在することがわかります。
大正時代と平成5年の北海道の湿原地図
全国の湿原の中で最も広い湿原は釧路湿原で、その面積は大正時代には251.46km2、1997年には203.66km2となっており、約19%減少しています(環境省自然環境情報図;湿原南西部、大楽毛周辺は計測結果に含まれていません)。

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大正時代と平成6年の釧路湿原の地図

湿原を見る
湿原は、高台から見ると写真のように草原と川に分かれているように見えます。しかし、草原のように見え歩けそうな箇所も沼地のようになっている箇所が多いため、その上を歩こうとするとずぶずぶと足が沈んでしまいます。底なし沼も転々としているため、その昔開拓者達は、「馬殺し」などと呼んでいたそうです。さらに上空に上がり、宇宙から見てみると、季節によりますが、植生と水、地表(初夏のため植物がまだ生育してない箇所)が露出しているのが見て取れます。その他、季節によって、また見る視点によって湿原は様々な顔を持っています。実際に湿原に足を運び、日々変わる湿原の「顔」をご覧になってはいかがでしょうか?

LandsatTM画像
LandsatTM画像(2001年6月5日撮影)
黄色は釧路湿原国立公園境界
釧路湿原

湿原には観光用に木道がかかっている


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