湿原と人: [湿原と産業 漁業] 釧路地方は北洋漁業の一大基地  
釧路地方は北洋漁業の一大基地

南から黒潮、千島方面からの親潮が交流する釧路周辺海域は、水産資源に恵まれていることが知られており、明治期から北洋漁業の主要基地として栄えてきました。 戦後も漁業は釧路の主要産業として欠かせないものであり、昭和44〜52年初頭にかけては北洋漁業の一大基地としての地位を確立しました。また昭和54年〜平成3年にかけては、いわしを中心とした沿岸漁業を中心に、漁業水揚げ高全国第1位の漁港として栄えてきました。

 

新しい漁業への取り組み

また、釧路川はサケが遡上する川として知られており、その流域には5ヶ所のサケ・マス孵化施設が設置されています。 さらに湿原域の湖沼において、ワカサギなどの内水面漁業も行われています。これらの沿岸、内水面漁業は、遠洋漁業に比べ水質等の環境変化の影響を受けやすく、近年の湿原周辺部の開発や湿原の減少などの影響による資源の減少が懸念されています。

 
漁業生産量と生産額の推移
 
前の記事:[湿原と産業 観光] 湿原が観光地として注目される | 次の記事:[湿原と産業 工業] 鉱工業は豊富な資源と結びつき発展した
メインコンテンツ
 
環境省 釧路自然環境事務所 〒085-8639 釧路市幸町10-3 釧路地方合同庁舎4階
TEL:0154-32-7500 FAX:0154-32-7575 E-Mail:NCO-KUSHIRO@env.go.jp(@を半角に変換してお送りください)
 
 
COPYRIGHT 2005 環境省 このサイト内の文章・画像の著作権はそれぞれの作成者に帰属します。無断利用を禁じます。