湿原と人: 湿原面積の減少2  
湿原面積の減少2 

 湿原域全域を通じて縁辺部の非湿原化がみられますが、湿原南部と西部で特にその面積が大きくなっています。湿原南部では都市開発、湿原西部では河川沿い湿原域の農地転換という人為的な非湿原化が中心です。

 一方、湿原域東側は、細い谷の末端部で湿原の消失が確認できます。消失面積の絶対量は小さいものの、地形条件から湿原域の面積が小さい地域であるため、支流域内の湿原総面積に対する消失率は高いといえます。この湿原東側地域では (土地利用図の変化1976〜1997)に示されるように、湿原域の土地利用は少なく直接人為的に非湿原化された面積は小さいと言えます。

ではなぜ湿原末端部より湿原域の減少が起こっているのでしょうか。


 
前の記事:湿原面積の減少 | 次の記事:地域住民へのアンケート(湿原に関する意向調査)
メインコンテンツ
 
環境省 釧路自然環境事務所 〒085-8639 釧路市幸町10-3 釧路地方合同庁舎4階
TEL:0154-32-7500 FAX:0154-32-7575 E-Mail:NCO-KUSHIRO@env.go.jp(@を半角に変換してお送りください)
 
 
COPYRIGHT 2005 環境省 このサイト内の文章・画像の著作権はそれぞれの作成者に帰属します。無断利用を禁じます。