自然環境: 冷涼な夏に守られてきた湿原  
冷涼な夏に守られてきた湿原

稲作には不向きな非常に冷涼多霧な気候は、釧路湿原に様々な生物を育んできた要因の一つであり、さらには人々をこの地での稲作に駆り立てることなく釧路湿原を比較的自然のままの姿で現在に残してきた要因の一つでもあります. 実際に、同じ北海道に存在していた比較的暖かい石狩地方の広大な泥炭地は、水田開発の民意の下大正初頭からのわずか数10年の間に湿地はほぼ消滅してしまいました。


 

 

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