自然再生釧路方式: パイロット事業地 広里地域  
広里地域 湿原の再生に向けたプロジェクト
広里地域の事業目的

広里地域は過去の農地開発によって多くの湿原が消失した地域です。なかでも広里地域260haには、30年ほど前に湿原に排水路を作成し、肥料 をすき込んで開発した牧草地の跡地(約80ha)と、拡大するハンノキ林(約110ha)という、湿原の変化を凝縮した場所が含まれています。
ここでは、農地等の開発された箇所の再湿原化を目的として、様々な調査、実験を行います。再生の目標は、1960年代後半です。

 

事業内容

広里地域では以下のような調査、試験事業を行っています。
■植生詳細解析調査
■地下水動態解析調査
■野生生物詳細調査
■詳細地形図作成調査


実施主体

北海道大学大学院農学研究科教授 中村太士氏を中心としたチームです。本拠地は札幌市。仮説→実験→検証を繰り返す、いわゆる順応的管理(adaptive management)をキーワードとして、広里地域での湿原再生に向けて取り組んでいます。

 

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