湿原と人: エコツアー・環境教育  
エコツアー・環境教育

エコツアーという言葉は明確に定義されうるものではなく、非常に多義的ですが一般に旅行を通して環境を学び、その保全に貢献することと言えます。
これらツアーに参加することで、環境学習の場を求める人々が増えています。 それと同時にツアー参加者によるガイドの需要も近年高まっています。 NPO法人等を中心にガイドの育成等も行われていますが、高まる需要に数・質とも十分対応できていないのが現状です。 

釧路湿原のガイド事業者の例

ガイドの種類 主な活動・事業内容
フィッシングガイド 河川や湖などを利用した鱒釣り、地引き網漁、鯉・ザリガニ釣り、渓流釣りのフィッシングガイド。ネイチャーウォッチング等のアウトドア体験等。
自然ガイド 釧路湿原の見所や散策ルート等の自然情報や環境問題に関する情報提供、湿原散策や酪農体験等の野外体験活動の提供。エコツアーの企画等。
カヌー・ネイチャーツアーガイド 釧路川を中心としたカヌーツアーリング、冬季のスノーシューハイキングやクロスカントリー、ツルツアー等のネイチャーツアー等。
ホーストレッキング 乗馬、ホーストレッキング。伝統ある北海道の「馬文化」を継承し、馬と共生する地域作りの普及とそのための環境整備等。

そしてその目的のために専門ガイドが同伴するツアーも増えています。また、修学旅行による湿原の訪問もエコツアーの要素を含むことが多く、カヌーによる湿原体験などその内容は多岐にわたっています。

 
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