湿原と人: 展望台から「感じる」釧路湿原  
展望台から「感じる」釧路湿原

釧路湿原周辺には、湿原を取り囲むように、細岡展望台、北斗展望地、釧路市湿原展望台など多くの展望台があります。釧路湿原は非常に広大な平地にあります。展望台を作るためには櫓を組まなければならないのかと不思議に思いますが、湿原周辺部は意外に標高が高く、広大な湿原を見渡すことができるわけです。釧路湿原の地勢


この風景は、湿原の西側から東側を見た風景です。はるか彼方には、細岡周辺の丘陵地帯が見え、釧路湿原の雄大な風景を楽しむことができます。逆に、釧路湿原の東側の展望台からは、蛇行した釧路川を見ることができ、一味違った風景を楽しむことができるでしょう。



展望台によっては木道が組まれており、周辺の丘陵地などを散策することができます。場合によっては、湿原内や周辺に生息する野生生物も見かけることができます。写真はシマリスです。こうしたふれあいがあると、多様な自然を肌で感じることができ、散策する足取りも軽くなります。



湿原内やその周辺に設置された遊歩道や木道に降りると、釧路湿原の広大さを体感できます。イラストを見るわけでもなく、地図上で眺めるわけでもなく、実際に湿原の中を歩いてみると、果てしない広さに圧倒されます。歩けど歩けど、また湿原。こうした風景の中で改めて湿原の保全を考えるとき、皆様はどのような印象を持たれるでしょうか。展望台ごとに、季節ごとに、天気ごとに湿原の表情は変化します。ぜひ様々な角度から釧路湿原を感じてみてください。


 
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