使用方法等について: 操作例 |
WEB GIS 操作例 GISは地図画像作成者からの一方向のみの情報提供ではなく、閲覧者においてもある程度の操作が可能になっています。 ここではその操作の例をあげています。 1 拡大してみよう 興味のある対象を拡大してみてみましょう。 多くのGIS画像は、その背景に解像度の高い衛星画像を用いていますので、画像としての土地利用と、データとしての土地情報を手に取るように比較することが可能です。 ![]() 例えばこのGIS画像では衛星画像に湿原域、および釧路湿原国立公園の範囲がデータとして重ね合わせられています。湿原南端を拡大してみると、その淵まで都市開発、農地開発が進んでいることがよくわかります。 2 表示内容を切り替えよう 時系列にそってデータ画像が与えられている場合、それらの表示、非表示を切り替えてみましょう。 時代の流れとともにある変化を、容易に見て取ることが出来ます。 ![]() このGIS画像では昭和初期および現在の湿原範囲、および1976年と2000年の農地範囲のデータ画像が重ねられています。単純に昭和初期と現在の湿原範囲のみを比べても湿原減少の様はよくわかりますが、加えて農地の拡大も重ねてみると、湿原減少箇所は農地造成地と多くが重なることが見て取れます。 それぞれのGIS画像はテーマ分けされ、さらにはそれぞれに解説文がついていますが、それはあくまでも便宜上のテーマ分けであり、解説についても数ある中の1つのGIS画像の見方を述べているにすぎません。皆さん一人一人がGIS画像の操作を通して、解説されていること以上の何かを見つけれるかもしれない…それがWeb GISの可能性です。 |
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