オーストラリア姉妹湿地公式訪問団派遣事業
イベント概要 |
釧路湿原は、厚岸湖・別寒辺牛湿原、霧多布湿原とともに、平成6年11月、オーストラリアのハンター河口湿地と姉妹提携を行った。今回、釧路湿原国立公園20周年を記念し、市民レベルの国際交流促進および地域住民の湿地保全啓発に資するため、本年、釧路市長を団長とする公式訪問団を姉妹湿地に派遣する。
訪問地:オーストラリア(姉妹湿地:ニューカッスルおよびポートスティーブンス) 活動予定:ハンター河口湿地および湿地再生事業視察。 ポートスティーブンスにおけるホームステイ交流。 ハンター・ウエットランドセンター・オーストラリア訪問。 交流会実施。 募集締切:8月末日 申込・問合先:釧路市企画課(31-4503) 実施主体:釧路市 |
実施予定期間 | 11月2日~8日(6泊7日)7日間 |
実施報告 | ●参加者:32名 ●派遣期間:平成19年11月2日~8日 ●事業内容 1.ポートスティーブンス姉妹都市委員会が企画するホームステイにより、市民交流を展開。 ホストファミリーの案内でトマリー国立公園の自然及びコアラ・イルカ等野生生物とその生息地を観察した。 2.ンターウェットランドセンター・オーストラリアを訪問し、普及啓発施設の先進事例を学習。 センター周辺のショートランド湿地を訪れ、再生された現状を視察した。 3.「クーラガング湿地」の再生をすすめる組織「クーラガング湿地再生計画」の事業や施設を視察。 再生事業現場を訪れ、市民ボランティアが大きな役割を果たしていることを確認。記念の植樹をした。 4.市民交流会でホームステイ受入協力者、姉妹都市委員会メンバーおよび湿地保全関係者等と交流。 文化体験コーナー、ゲーム、アボリジニの楽器演奏、北海盆踊りなどを通じ友好を深めた。 ●今後の姉妹湿地交流 1.キャラハンカレッジ・ジェスモンド校と北海道釧路西高等学校の姉妹提携は、同校の統合再編によって設置された北海道釧路明輝高校学校に引き継がれる予定。 2.平成20年11月ポートスティーブンス姉妹都市委員会による訪問団が釧路を訪問し、ホームステイによる市民交流を行う予定。 3.平成20年にニューカッスル大学関係者が釧路公立大学を訪問し、大学間の連携について協議する予定 4.オオジシギの生息数調査などの活動をしているハンター野鳥の会が平成21年の来釧を検討する予定。 |
![]() 湿地再生事業地における記念植樹 |
![]() 市民交流会 |